高齢化社会が進む中、大動脈弁狭窄症に対する大動脈弁置換術の数が増えています。当院執刀医の手術成績(最近10年)は死亡率0%であり、安全な手術を提供致しています。
僧帽弁手術ではリウマチ性弁膜症の頻度が減る中、その殆どが僧帽弁閉鎖不全症に対する手術となりました。僧房弁閉鎖不全症に対する手術には弁形成術と人工弁置換術があり、(基礎疾患にもよりますが)形成術の手術成績が明らかに優れていると言われています。当院では僧帽弁閉鎖不全症に対して、殆ど全ての手術で弁形成術が可能で(95%以上)、患者様の術後クオリティーオブライフに貢献しています。この手術で大切なのは再手術回避率です。最近10年で再手術となったのは1%未満と非常に高いレベルの形成術を提供しています。