手術室の紹介

当院では、硬化療法などの日帰り手術から下肢静脈瘤手術、透析シャント手術、心臓バイパス手術、弁置換手術、大動脈置換術などのあらゆる心臓血管疾患の手術に対応しています。
外科医3~4名、看護師2~3名、麻酔科1名、臨床工学技士3名からなる経験豊富な心臓外科チームが一丸となり安全な手術を行えるように、各部門と連携をしています。
また、看護師は、術前・術後訪問や、外来で不安を抱えながら手術に臨む患者さん、ご家族の気持ちに寄り添い、個別性に応じた看護を提供できることを目標に手術看護を実践しています。

手術室ナースメッセージ

■11年目ナース
現在は、外来・救急外来・カテーテル室業務を兼任しています。
患者さんによっては初診から関わることができたり、カテーテル業務中に手術適応の患者さんが発生することもあります。術前訪問だけでなく、外来から関わることで患者さんとの関係を築き、必要な情報をチーム内で共有しやすいという利点があります。手術後も、術後訪問の時だけでなく、外来勤務時に退院後の経過も診ていけることは、手術件数の多い病院ではできない経験なのではないかと思っています。
また、全症例について多職種で術前カンファレンスを実施しています。メンバーは医師を中心とし、薬剤師・病棟看護師・手術室看護師・臨床工学技士・臨床検査技師・理学療法士です。患者様にとって、安全で最善な治療が行えるよう、必要な情報を共有し手術室看護へと繋げています。当院では手術件数は少ないながらも、低心機能や複合手術などの難易度の高い心臓手術も行っています。集中する場面も多いですが、チームの一員として働くことへやりがいを感じています。